【親子でぶらり 学べるスポット】 コインの美 プライスレス 造幣局東京支局(東京都豊島区)

【親子でぶらり 学べるスポット】
コインの美 プライスレス 造幣局東京支局(東京都豊島区)
東京新聞2013年7月11日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/burari/CK2013071102000187.html


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磨き上げられた円形に模様をおす圧印作業をする技師=造幣局東京支局提供


 白い帽子にマスク、手袋、白装束。貨幣材料の研磨作業を見学していると、職員の一人が磨きたての500円玉用円形(えんぎょう)(貨幣の厚さの厚板を貨幣の形に打ち抜いたもの)を持ってきてくれた。

 「きれいねー」。見学参加者から思わず声が上がる。

 「東京で造っているのは収集家用のプルーフ貨幣と呼ばれる特別な貨幣です。日本の貨幣の美しさは世界のトップレベル。(1円から500円まで666円分とメダルで)7500円で販売する価値があるでしょう」。同局OBでガイドを務める沢木直美さんは誇らしげだ。

 工場見学はまず10分程度のビデオで基本的な知識を得る。「造幣局で造っているのは貨幣と勲章などで、紙幣は作っていません。半数ぐらいはご存じないようです」と沢木さん。

 ついで、古い貨幣や勲章などが展示してある博物館へ。

 「金メダルは銀メダルより6グラム重い。なぜでしょう?」。比重の問題じゃなかった。「銀メダルに6グラムの金でメッキしてあります。純金じゃないんですね」。東京、札幌、長野の各五輪のメダルも造幣局で造られたという。国民栄誉賞の盾も展示してある。かなり大きい。千両箱を持ち上げるコーナーや、手持ちの貨幣の健康度(摩耗度)を調べる「コインくん」は人気だという。

 貨幣製造工程の説明などを受け、工場を見学すると約1時間半は、あっという間に過ぎた。

 「夏休みにかけて家族連れが多くみえます。ぜひどうぞ」と文書広報担当の鳥井和美さんは話した。(仁)

 ★造幣局東京支局 豊島区東池袋4の42の1、地下鉄有楽町線東池袋駅徒歩7分。工場見学は平日の10時と14時。見学希望の2カ月前~10日前までに総務課文書広報担当=(電)03・3987・3153=へ。例年10月の第3土曜に七宝ペンダント作りや中世欧州のコイン作りなどが体験できる造幣東京フェアを開催。

●足を延ばせば…
 ★サンシャイン水族館 豊島区東池袋3の1の3、地下鉄有楽町線東池袋駅徒歩3分、池袋駅徒歩8分。コンセプトは「天空のオアシス」。アシカのパフォーマンスやラッコ、ペリカンの餌やりなどのイベントも。コケギンポの仲間の「エイリアンフィッシュ」(通称)を公開中。入場料高校生以上1800円、65歳以上1500円、小中学生900円、4歳以上600円。無休。(電)03・3989・3466。

 ★護国寺 文京区大塚5の40の1、地下鉄有楽町線護国寺駅1分。1681年、5代将軍徳川綱吉が創建した真言宗の寺。後には将軍家の武運長久を祈る祈願寺に。本堂と月光殿は国の重要文化財に指定されている。山県有朋、大隈重信、梶原一騎、大山倍達らの墓がある。(電)03・3941・0764。

◆ひとこと
 教育評論家の親野智可等さんは「社会の仕組みを支えるお金に関心を持つため、現場を見ることは大切ですよ」と推薦。

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