「スペイン美・食の旅バスク&ナバーラ」菅原千代志、山口純子著(平凡社 1680円)

「スペイン美・食の旅バスク&ナバーラ」菅原千代志、山口純子著(平凡社 1680円)
【書籍・書評】
日刊ゲンダイ2013年6月27日 掲載

http://gendai.net/articles/view/book/143135


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<知られざるヨーロッパの異郷の魅力を紹介>

 世界のどことも類似性がない独特な言語と文化を持つことで知られるスペイン「バスク」地方の魅力を伝えるビジュアルガイド。バスクは、スペイン北部、フランスとの国境に横たわるピレネー山脈の西側の厳しい山岳地帯からカンタブリア海に面した海岸へと広がるバスク自治州とナバーラ自治州からなる(一部フランス領を含む)。

 バスク自治州を構成する3つの県のなかのひとつギプスコア県の県都サン・セバスティアンは、欧州一の高級避暑地として知られ、人口1人あたりのミシュランの星の獲得率が世界一を誇る「美食の街」でもある。

 まずはその美食の街で、地元の名物バル(立ち飲み居酒屋)を巡り、各店の最新メニューを味わう。

 バルのカウンターの上にはピンチョスと呼ばれる一口サイズのおつまみが各種大皿に並べられている。ピンチョスは当初、オリーブの酢漬けなどをようじでとめた簡単なものだったが、今やレストランで出すような手の込んだ料理を小さなポーションで提供するスタイルへと進化、各店で競い合っている。

 バスクには古くから男が料理をする習慣があり、腕に覚えのある男性たちが厨房施設のある社交クラブに集まる「チョコ」と呼ばれる「美食倶楽部」組織まであるという。牛追い祭りで知られるナバーラの州都パンプローナでは、そのチョコのひとつに潜入。

 さらに衰退した町をアートで再生したバスク自治州ビスカイア県のビルバオや、中世の面影が日常に息づくバスク自治州の州都ビトリアなど。知られざるヨーロッパの異郷を巡り歩く。






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