「必ず行きたい珠玉の絶景遺跡」鎌倉淳監修 (洋泉社 1680円)

「必ず行きたい珠玉の絶景遺跡」鎌倉淳監修 (洋泉社 1680円)
【書籍・書評】
日刊ゲンダイ2013年6月6日 掲載


<訪ねれば人生観が変わる絶景遺跡ベスト51>


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 人は、なぜ遺跡に魅せられるのか。かつて人が住み、歴史のドラマの舞台となった遺跡は、いわば「視覚化された歴史」なのだと監修者の鎌倉氏はいう。人類が「営々と生活を紡ぎ積み上げてきた」遺跡は、時に訪れた旅人の人生観すら揺るがす歴史のエネルギーを秘めている。

 本書は、そんな世界各地の遺跡の中からとびきりの絶景遺跡を紹介するビジュアル・ムック。

 砂漠の中で数千年にわたり湧き続けているという三日月形のオアシス「月牙泉」(中国)。神仙が住まう場所として寺院が建てられ、泉には長寿をもたらす魚が棲(す)み、病を治す薬草が生えている。

 一方、見渡す限りの大地に2000以上もの寺院やパゴダ(仏塔)が広がる世界三大仏教の聖地「パガン」(ミャンマー)は、まるで西方浄土のような清冽(せいれつ)、荘厳さに満ちている。

 その他、かつては陸と完全に切り離された湖上に静かにたたずむイギリスの廃城「キルカーン城」、大規模遺跡としても宗教遺跡としても世界最古、1万2000年も前に建てられたというトルコの「ギョベクリ・テペ」、そして15世紀、西アフリカを支配したソンガイ王国の皇帝が、エジプトのピラミッドを真似て泥で造った「アスキアの墓」(マリ)や、山の頂上を平らにして造られたマヤ文明以前のサポテカ文化の中心となった祭祀(さいし)所「モンテ・アルバン」(メキシコ)など。確かに、写真で見ているだけで人生観が変わりそうな名景ばかりだ。

 アジア・ヨーロッパ・中近東・アフリカ・アメリカの各地域からとっておきの51カ所を案内。それぞれへのアクセスや、歴史、訪問の際のアドバイスも添えられており、夏休みの計画を練るためのガイドブックとしてもお薦め。


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洋泉社mook 洋泉社発行年月:2013年04月 予約締切日:2013年03月31日 ページ数:11


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