激動の幕末・明治 横浜起業家列伝 中区で企画展  横浜開港資料館

【神奈川】
激動の幕末・明治 横浜起業家列伝 中区で企画展
東京新聞2012年11月18日



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開港後の起業家の資料が並ぶ会場=横浜市中区で


 幕末の開港から明治期に横浜で活躍した起業家を紹介する企画展「事業を興せ!-近代ヨコハマ起業家列伝-」が、横浜市中区の横浜開港資料館で開かれている。原則月曜休館、来年一月二十七日まで。

 鮮やかな輸出用陶磁器「真葛(まくず)焼」で知られる宮川香山(一八四二~一九一六)、三渓園を開いた原富太郎(一八六八~一九三九)ら二十一人を、写真や商品の実物など百四十点の史料で紹介。ほかには、最大規模の生糸商で、薬や呉服も扱うなど多角的な経営をした茂木惣兵衛(一八二七~九四)、ユリなどを売る商社「横浜植木商会」を興した鈴木卯兵衛(一八三八~一九一〇)、不二家の創業者・藤井林右衛門(一八八五~一九六八)も特集している。

 担当の平野正裕・主任調査研究員は「開港後、横浜はビジネスチャンスにあふれ、多くの起業家がいた」と解説する。しかし、成功を収めたのはごく一部で、「生き残るのが難しいのは、今も当時も変わらなかったようです」と解説する。

 一月十二、十九日には「横浜シネマ商会」が手掛けた映画の上映会、二十六日には「いま、近代起業家たちを語る」と題したシンポジウムがある。問い合わせは、横浜開港資料館=電045(201)2100=へ。 (志村彰太)

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