日刊ゲンダイ2012年11月7日  江戸東京 町歩き…アケタの店でしびれた!<西荻窪>

【江戸東京 町歩き】
アケタの店でしびれた!<西荻窪>
【話題】
日刊ゲンダイ2012年11月7日 掲載



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 名ジャズピアニスト・板橋文夫さんのライブで知り合ったSさん(60代)が「板橋さんと会うのは久しぶりなのよ。同窓会気分」と言った。「なぜ親しくなったんですか?」と聞くと、「板橋さんの演奏を聴きたくて、あちこちのライブハウスに行ったから。あの頃そういう人がいっぱいいた。板橋さんも、そこで仲良くなったみんなも、いろいろあったよねえ。ところで、アケタの店には行ったことある?」。
“いろいろ”というところが気になるが、それにしても「アケタの店」! あの有名な西荻窪の老舗ジャズライブハウスがあったか! 西荻窪在住のSさんは、「あそこでいろんなジャズを聴いた」と言う。その話を聞いていたら、無性に行きたくなった。
「アケタ」の前に、夕方閉店の「はつね」のタンメンを食べたくて、15時過ぎに西荻窪へ。
「『はつね』は2代目店主になってから、よりキレのあるスープになったように思う」とSさんが言っていたが、確かにスープは澄み切り、中年の体に優しい味。近頃はラーメンを食べると胃がもたれることもあるが、これなら問題なし。
 せっかく西荻窪に来たんだから、コケシを見に行くか。「西荻丼」というフリーペーパーで知ったのだが、西荻窪ではいろんな店でコケシに“出会える”のだとか。「ベビヰドヲル」にはコケシがぎっしり並んでいて圧巻。夫婦コケシやお風呂コケシなどをたくさんそろえているという「仁三郎百貨店」にも行きたかったが、時間がなくて今回は断念。
 アケタの店でライブが始まったのは20時近くになってから。その日は、清水くるみさん(ピアノ)のカルテットだった。「客でいっぱいの時もあれば、1人だけって時もある。それでも年中開けている。ジャズは人気がなくなったと思ったこともあったけど、クラシックになったんだ(=ずっと続く)」と明田川オーナー。渋過ぎです!
(真)

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