ススキノ狸小路の由来は? …谷川彰英著「北海道の暗号」(宝島社 900円+税)

ススキノ狸小路の由来は?
日刊ゲンダイ2016年7月1日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/184693


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 北海道新幹線が開通し、この機会に北の大地を訪れたいと考える人も増えていることだろう。そんなときに携えて欲しいのが、谷川彰英著「北海道の暗号」(宝島社 900円+税)。地名から北海道の魅力を解き明かす、一味違うご当地ガイドだ。

「地図と地名に秘められた北海道の暗号 」谷川彰英著(宝島社 972円税込)


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新幹線の開業でますます注目を集める北海道ーー。
北海道には、アイヌ民族の文化と開拓民の文化が混ざり合った、この地ならではの“不思議”が多く存在します。

本書では、
「どうして北海道だけ“県”ではなく“道”なのか?」
「石狩湾に出るお化けの正体とは?」
「北海道にある北広島、鳥取城の秘密」
「“面白ない” “やり切れない”など思わず笑える地名」
「“日本一ありがたい町名”銭函の由来」
など北の大地の地理にまつわる歴史雑学を紹介。

ほかにも
「“青函トンネル”が新幹線の時間短縮のネックに!?」
「山頂で足踏みすると太鼓の音が鳴る“太鼓山”がある!?」
「根室だけでしか食べられない“エスカロップ”ってどんな料理?」
といった新幹線、観光名所、名産品の歴史秘話もとりあげており、
一冊で北海道の魅力がわかる、ご当地ガイドの決定版となっています。


地図と地名に秘められた 北海道の暗号
宝島社

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地図と地名に秘められた北海道の暗号 [ 谷川彰英 ]
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谷川彰英 宝島社発行年月:2016年04月 予約締切日:2016年04月06日 ページ数:223p


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基本情報
発売日: 2016年04月06日頃
著者/編集: 谷川彰英
出版社: 宝島社
サイズ: 単行本
ページ数: 223p
ISBNコード: 9784800253866

【内容情報】
「増毛」「アブナイ川」「北広島」etc.“珍名”に隠された北海道のヒミツ。知って納得!ご当地ガイドの決定版!!意外な歴史を発見!ミステリー63題。

【目次】
第1章 地名で読み解く!北海道の歴史
どうして北海道だけ“県”ではなく“道”なのか?
じつは陸と川の意味が逆転している「札幌」と「豊平川」 ほか
第2章 地図でたどる!北海道の裏歴史
ジンギスカン伝説を裏付ける!北海道に残された義経ゆかりの地
決して忘れてはならない!松前に渡った和人とアイヌの戦いがあった ほか
第3章 観光名所も謎だらけ?
注文した時計が大きすぎた!?「札幌時計台」誕生のウラ話
ひとつだけではなかった!?観光名所「クラーク像」 ほか
第4章 新幹線も開通!驚きの交通事情
札幌~新函館北斗間が結ばれると新幹線は飛行機より便利になる?
東京~新函館北斗間開業の本当のライバルは東海道新幹線? ほか
第5章 名産品誕生のウラ話
「サケ」を愛する北海道民も驚いた登別温泉の“空飛ぶ鮭”
ジンギスカンの名前の由来はやっぱりジンギスカンなの? ほか

【著者情報】
谷川彰英(タニカワアキヒデ)
1945年長野県松本市生まれ。筑波大学名誉教授。東京教育大学(現・筑波大学)教育学部卒業後、同大学院博士課程修了。筑波大学教授、理事・副学長を歴任するも定年退職を機に、ノンフィクション作家に転身。「地名の謎」をテーマにしたテレビやラジオに出演するなど多岐にわたって活躍する。2014年5月に日本地名研究所の所長に就任

 札幌一の歓楽街であるススキノの「狸小路」は、かつてタヌキが出没したことが名前の由来だが、これがただのタヌキではない。明治5年、一面の原野だったススキノの開拓が始まり、働き手である男たちが大勢集まった。しかし、夜な夜なタヌキの集団が現れ、男たちの財布から金を巻き上げたという。実は、このタヌキの正体は娼婦。当時ススキノ一帯には巨大な遊郭が形成され、男たちはこの地に足を踏み入れたが最後、タヌキに化かされたかのように散財してしまったというわけだ。

 道内を旅しているとユニークな地名に出合うが、中高年男性の心を掴んで離さないのが、札幌の北にある「増毛(ましけ)町」。アイヌ語で「カモメの多いところ」を意味する「マシケイ」が語源であり、この町に発毛増毛の神様がいるわけではない。しかし、小樽市と余市郡の境にある「毛無(けなし)峠」から増毛町を見下ろすと髪が生えるという都市伝説が生まれていて、増毛町では「増毛町の願い」というスカルプヘアローションを売り出しているというから商魂たくましい。

 名前のユニークさでは川も負けてはいない。空知地方を流れる「オモシロナイ川」は、お笑い芸人の鬼門のような場所だが、オモシロナイはアイヌ語で“島(中州)のある川”という意味。ちなみにアイヌ語では川のことを「ナイ」というため、夕張郡の「ヤリキレナイ(魚の住まない川)」、音威子府村の「オカネナイ(榛の木が生える川)」など、切なくなるような名前の川があちこちで見つけられる。

 他にも、悲恋から普及した男爵芋、札幌が味噌味で函館が塩味のラーメンの秘密など、グルメの裏話も満載だ。

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