【今日の新刊】  「シベリア最深紀行」中村逸郎著(岩波書店 2400円+税)

今日の新刊
「シベリア最深紀行」中村逸郎著(岩波書店 2400円+税)
日刊ゲンダイ 2016年4月1日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/178424


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「シベリア最深紀行 知られざる大地への七つの旅」 中村逸郎著(岩波書店 2,592円税込)


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シベリア最深紀行――知られざる大地への七つの旅
岩波書店
中村 逸郎

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シベリア最深紀行 [ 中村逸郎 ]
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知られざる大地への七つの旅 中村逸郎 岩波書店発行年月:2016年02月 ページ数:205p サイズ


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基本情報
発売日: 2016年02月
著者/編集: 中村逸郎
出版社: 岩波書店
サイズ: 単行本
ページ数: 205p
ISBNコード: 9784000611114

【内容情報】
ロシアはモスクワが中心と思いがちだ。しかし苛酷かつ広大なシベリアの底知れぬエネルギーを抱えてこそロシアという国は成り立っているのだ。「住所はツンドラ」と表記するトナカイ遊牧民。今も活躍するシャーマンたち。シベリア各地に広がるイスラム教徒や仏教徒、そして各宗教の寺院をはしごする住民たち。何百年も周囲との関わりを絶った旧教徒の村や道なきドイツ人たちの集落。シベリア最深部に根を張り、たしかに今を生きているあまりに多様で自由、豊かで柔軟、そして強靱な人びとを訪ね歩いた政治学者の稀有な記録。

【目次】
序章 「神のやどる地」の伝説
第1章 「神の村」へーアバラーク村の奇跡
第2章 イスラム教徒の村を訪ねてーシベリア・タタール人とイスラム過激派
第3章 極北の遊牧民を訪ねてーネネツ人を呑みこむ大国ロシア
第4章 辺境の村を訪ねてートゥヴァー人の幸福
第5章 閉ざされた山岳地帯の村を訪ねてーロシア人旧教徒の伝統生活
第6章 密林地帯の流浪民を訪ねてーゴレーンドル人の充足
終章 「第二のエルサレム」へーコスモポリタニズムと多様性のシベリア

【著者情報】
中村逸郎(ナカムライツロウ)
1956年生れ。学習院大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。83-85年モスクワ大学留学。88-90年ソ連科学アカデミー留学。島根県立大学助教授を経て、筑波大学人文社会系教授

 ロシアは多民族国家で、西シベリアはかつてはタタール人と総称されるウズベク人、カザフ人、トルコ人などが暮らすイスラム文化圏だった16世紀末にロシアの英雄、イェルマークに征服されたのだが、そのとき、川で溺死したイェルマークの遺体がイスラム墓地に埋葬されたという伝説がある。

 イスラム教徒にとってはあり得ない話で、従来、イスラム教徒とロシア正教徒は干渉せずに生きてきた。だが、プーチン政権になってから、ロシア正教徒が勝手に墓地内に十字架を立てるなどして、あつれきが生じているという。

 知られざるロシアの最深部を訪ねた政治学者の記録。