【東京】  「全盛期の都電」再び 60年超の老朽車両を大改修  東京新聞2016年3月29日

【東京】
「全盛期の都電」再び 60年超の老朽車両を大改修
東京新聞2016年3月29日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201603/CK2016032902000172.html


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再生された「7700形」車両と、発案した「荒川線アピールプロジェクト」のメンバー。右端がリーダーの清水茂さん=荒川区で

 都電荒川線で廃車が検討されていた車両をリニューアルした「7700形(がた)」が28日、ゴールデンウイークの運行開始に先駆け一般公開された。昭和30年代から走る7000形を大規模改修。戦前の「全盛期の都電」をイメージしたデザインは若手職員たちが提案した。 (中村信也)

 7000形は、一九五五年、運転手と車掌が乗るツーマン車両としてデビューした。七七年にワンマン化の改造がされ、荒川区の三ノ輪橋から新宿区の早稲田まで一二・二キロを走る荒川線の主力車両として使われてきた。

 老朽化のため更新期に入っているが、都電を運行する都交通局は一部を廃車とはせず再生させる道を選んだ。昨年導入した新造車両の8900形は一両あたり一億八千万円。これが7000形の車体を再利用して台車を8900形に交換する方法なら一億三千万円で済む。エネルギー効率を高める装置やLED照明、乗車口を十センチ広げて一メートルにするなど最新の整備を導入しても安上がりとなったことを再生の理由の一つに挙げる。

 クラシックモダン調のデザインは交通局内の有志でつくる「荒川線アピールプロジェクト」が提案した。二〇〇八年度から赤字に転落した荒川線の魅力向上を考えようと、二十~四十代の若手職員らが昨年に結成したチームだ。リーダー清水茂さん(43)は「経費節減だけでなく、外に向けて都電をもっとアピールするべきだと思った」と言う。色は戦前の車両などから緑、エンジ、青の三色を選んだ。まずは緑の二両が走り、エンジ、青の順でそれぞれ三両が新年度中にデビューする。

 これまで例がなかった新型車両の運行前公開も、プロジェクトの提案で実現した。会場となった荒川区西尾久の車庫には百五十人ほどのファンが詰め掛けた。埼玉県草加市の大学四年高橋桃子さん(22)は「これまでの新型車両は未来的な感じだったが、これはレトロで新鮮。飛鳥山公園(北区)のサクラにも合いそう」と喜んでいた。

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小川裕夫 彩図社発行年月:2015年10月 ページ数:239p サイズ:単行本 ISBN:97848


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基本情報
発売日: 2015年10月
著者/編集: 小川裕夫
出版社: 彩図社
サイズ: 単行本
ページ数: 239p
ISBNコード: 9784801301061

【内容情報】
この国の鉄道には語られることのない過去がある…。日本鉄道史の深層に埋もれた、知られざる秘話に迫る。

【目次】
第1章 政治に翻弄された鉄道
若者たちが目指した南満州鉄道
満洲国皇帝が乗った御召列車 ほか
第2章 夢の超特急「新幹線」の光と影
新幹線の運転台を見学した昭和天皇
エリザベス女王の新幹線乗車騒動記 ほか
第3章 戦争が変えた日本の鉄道
鉄道の運命を変えた西南戦争
陸軍登戸研究所の偽札輸送列車 ほか
第4章 日本鉄道史の知られざる秘話
東海道本線の建設を手伝ったヤクザ
暴力団組長が鉄道で移動するとき ほか
第5章 仁義なき鉄道バトル
東京都知事が出した地下鉄一元化計画
有力私鉄がぶつかった箱根山戦争 ほか

【著者情報】
小川裕夫(オガワヒロオ)
1977年、静岡県静岡市生まれ。行政誌編集者を経て、フリーランスライター。旅、鉄道、地方自治などが専門分野

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