「ホリプロ南田の鉄道たずねて三千里」南田裕介著(主婦と生活社 1,399円税込)

週末オススメ本ミシュラン
こういう本こそ教養本である

http://www.nikkan-gendai.com/articles/index/book/2134

「ホリプロ南田の鉄道たずねて三千里」南田裕介著(主婦と生活社 1,399円税込)
日刊ゲンダイ2015年9月27日

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「ホリプロ南田の鉄道たずねて三千里」 南田裕介著(主婦と生活社 1,399円税込)


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ホリプロ南田の鉄道たずねて三千里
主婦と生活社
南田 裕介

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ホリプロ南田の鉄道たずねて三千里 [ 南田裕介 ]
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南田裕介 主婦と生活社発行年月:2015年09月 ページ数:143p サイズ:単行本 ISBN:97


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発売日: 2015年09月
著者/編集: 南田裕介
出版社: 主婦と生活社
サイズ: 単行本
ページ数: 143p
ISBNコード: 9784391146783

【内容情報】
撮り鉄も!乗り鉄も!廃車・葬式鉄も!時刻表好きも!国鉄型好きも!鉄道を愛する方なら誰でも!北へ南へ東へ西へー雨に耐え、暑さに耐え、雪に耐え、列車を追いかけた愛と涙と笑いの物語。

【目次】
1 絶滅危惧車両を追いかけろ!
九州の異端電車103系1500番台
見学ルポ/下関総合車両所 ほか
2 レア貨物を追いかけろ!
見学ルポ/大牟田の三井化学専用線
深夜の博多駅と銀がま ほか
3 復活してほしい絶滅鉄道
復活してほしい車両
復活してほしい列車 ほか
4 ホリプロマネージャー南田裕介ができるまで
連結部に乗るのが好きだった
王寺駅手前の交響曲に酔いしれた ほか

【著者情報】
南田裕介(ミナミダユウスケ)
ホリプロマネージャー。静岡大学卒業後、ホリプロ入社。ホリプロのマネージャーとしてタレントのプロデュースをする傍ら、「鉄道ネタ」の企画をテレビ局に売り込んできた。現在は、本業以上に「鉄オタ」タレントとしての仕事が忙しい日々を送っている

電子書籍

ホリプロ南田の鉄道たずねて三千里
主婦と生活社
2015-09-04
南田裕介

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鉄道マニアとして有名なホリプロマネージャーの南田裕介が、寝る間を惜しんで、北へ南へ東へ西へ。雨に耐え


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 この連載では、あまりマニアックな本は取りあげないようにしているのだが、鉄道マニアは桁違いに数が多いので紹介しても大丈夫だろう。

 著者は、ホリプロでマネジャーを務める南田裕介氏。筋金入りの鉄道オタクとして、タモリ倶楽部等にも出演しているので、顔を見たことがある人も多いのではないか。本書は、著者の鉄道愛を凝縮したものだ。

 鉄道オタクには、鉄道に乗ることを楽しむ「乗り鉄」や、写真を撮ることを楽しむ「撮り鉄」など、さまざまなタイプがいるが、著者は消えていく鉄道の最後の日を見送る「葬式鉄」といわれるタイプだ。しかも、著者は、ブルートレインのようなメジャーな鉄道だけでなく、普通の通勤電車も見送る徹底ぶりだ。

 例えば、東急東横線の渋谷駅が地下化された13年3月、著者はまず、東横線への直通運転が廃止される地下鉄日比谷線の恵比寿駅に出向き、最後の直通電車に乗り込む。そして学芸大学駅で折り返して、東横線の渋谷駅に向かい、最終電車前の武蔵小杉行き下り電車で代官山駅へ。そして上りの最終電車で渋谷駅に戻る。渋谷駅のホームは、鉄道ファンであふれて、「ありがとう」「ありがとう」の声援のなか、回送電車が出ていく。

 東横線が廃線になるわけではない。車両が消えるわけでもない。単にホームが地上から地下に代わるだけだ。それでも、この大騒ぎだ。本当にバカだなと思う。ただ、ほほ笑ましく、そしてちょっぴりうらやましい気さえしてくるバカだ。

 本書には、著者が撮影した全国の絶滅危惧種や絶滅種の鉄道車両写真、切符のコレクション、著者が鉄道マニアになるまでの歴史、中川家の礼二氏との対談、自作の鉄道絵本など、さまざまなコンテンツが満載になっている。

 この本を読んだからといって何かの実利があるわけではない。しかし、私のような中途半端な鉄道ファンが読んでも、文句なく楽しいし、こういう本こそが、教養本といえるものなのだと思う。

 お勧めの旅行プランも掲載されているので、この本を片手に、車両見学にローカル鉄道の旅をしてみるのも、楽しいのではないだろうか。

★★半(選者・森永卓郎)