【群馬】  「未来への懸け橋」 芳ケ平湿地群 ラムサール条約登録 ( 東京新聞2015年5月30日)

【群馬】
「未来への懸け橋」 芳ケ平湿地群 ラムサール条約登録
東京新聞2015年5月30日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20150530/CK2015053002000161.html


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ラムサール条約に登録された芳ケ平湿地群=3日、中之条町で

 中之条と草津両町にまたがる芳ケ平(よしがだいら)湿地群のラムサール条約への登録が環境省から発表された二十九日、地元住民や関係者は喜びに沸いた。「登録は未来への懸け橋」。芳ケ平湿地群が国際的に重要な湿地と認定されたことで、環境保全や観光振興に大きな弾みがつきそうだ。  (山岸隆)

 芳ケ平湿地群は草津白根山(二、一六〇メートル)の火山活動の影響で形成された湿地、湖沼群で、標高約千二百~約二千百五十メートルに点在している。草津白根山湯釜も含まれており、総面積は八百八十七ヘクタールに及ぶ。

 日本固有種のモリアオガエルが高い標高で生息し、酸性の水が流れる場所に生育するチャツボミゴケの東アジア最大級の群生地としても知られる。ワタスゲなど多くの高山植物や、特別天然記念物のニホンカモシカなど、貴重な動植物が生息する。

 中之条、草津両町は二〇一三年三月に、町長や観光業者らで構成する「芳ケ平湿原周辺のラムサール条約登録を実現する会」を発足させ、環境調査や自然観察会などの活動を続けてきた。

 登録の決定を受けて、実現する会の会長、伊能正夫・中之条町長は「登録は未来への懸け橋。芳ケ平湿地群の保全、活用、学習により一層取り組むことを約束する」とコメント。同町の六合の里温泉郷組合の山田豊組合長(49)は「大変うれしい。ラムサール条約をきっかけに六合を全国にPRしたい。登山道の整備もできれば」と喜びを語った。

 県鳥獣保護員で自然保護指導員の中村一雄さん(65)は「よかった。ラムサール条約に基づき、町と協力して湿地の適正な利用を進め、多くの観光客に喜んでもらいたい」と話した。

 ラムサール条約湿地には県内ではすでに尾瀬と渡良瀬遊水地が登録されており、芳ケ平湿地群は三カ所目となる。

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