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zoom RSS 「軍艦島 廃墟からのメッセージ」坂本道コ著、高木弘太郎写真(亜紀書房 1728円税込)

<<   作成日時 : 2014/09/20 10:08   >>

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「軍艦島 廃墟からのメッセージ」坂本道コ著、高木弘太郎写真(亜紀書房 1728円税込)
日刊ゲンダイ2014年9月19日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/153447


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「軍艦島 廃墟からのメッセージ」坂本道徳 (著), 高木弘太郎 (写真)(亜紀書房 1728円税込)


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「NPO軍艦島を世界遺産にする会」理事が 元島民と自身の思いをこめて綴る、 日本の「過去」と「未来」への手紙!! 見開き完結で読む85枚の「写真」と貴重な記憶の「物語」

著者について
NPO軍艦島を世界遺産にする会・理事。炭鉱マンの子として生まれ、小学6年から20歳まで島に暮らす。1974年の炭鉱閉山で無人島になった後、2001年に産廃処分場になるとの噂を聞き、大切な古里を守りたいと強い決意で、世界遺産登録を目指すNPO法人を2003年に発足。現在は、軍艦島上陸ツアーガイドとして活躍、多くの観光客に島の歴史を伝えている。


軍艦島――廃墟からのメッセージ
亜紀書房
坂本道徳

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登録情報
単行本(ソフトカバー): 208ページ
出版社: 亜紀書房 (2014/7/25)
言語: 日本語
ISBN-10: 4750514128
ISBN-13: 978-4750514123
発売日: 2014/7/25
商品パッケージの寸法: 18.6 x 13 x 2 cm

内容
生きた証、生きてゆく記憶。一枚の写真が雄弁に語る島のくらし、日本の未来。

著者略歴
坂本/道徳
1954年福岡県筑豊に生まれる。小学6年生のとき炭鉱に勤務する父の仕事の関係で端島に移住。長崎県立高島高校を卒業後、長崎大学商業短期大学部に入学、翌年同大中退。20歳で上京し、コンピューター関係の会社に勤務。82年長崎市に戻りパソコン教室などを経営。99年に25年ぶりの同窓会で端島へ渡航した際、風化する島の現状に衝撃を受け、その保存を考えるようになる。2003年にNPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」を設立。現在、軍艦島ガイドとしての活動を続けながら、軍艦島講座の講師や各種執筆、講演などで精力的に活躍中

高木/弘太郎
1937年長崎県南島原市に生まれる。61年、和歌山製鉄所(現・新日鐵住金)に勤務。40歳頃より本格的に撮影に取り組み、以来35年にわたりモノクロ写真にこだわる独自の撮影スタイルを堅持

 長崎港の南西18キロの沖合に浮かぶ端島は、その威容から軍艦島の名で知られ、昨今の廃墟ブームと相まり、多くの観光客を集め、世界遺産への登録への動きも進んでいる。

 この人工の炭鉱島でかつて暮らしていた人々は、「石炭を掘るという一つの目的を追求する運命共同体」だった。しかし、閉山、全島民退去から40年が経ち、島はすっかり廃墟となってしまった。本書は、島で育った著者が、その廃墟の中に残る往時の島民たちの生活や息遣いを伝えるフォトエッセー。

 島は3交代24時間操業の不夜城で、最盛期には5000人もの人々が暮らしていた。地底で働く夫や父親の無事を願い毎朝家族が手を合わせて祈った仏壇、机の上に無造作に置かれたヘルメットとツルハシ、台所の水切り籠の中に残る家族分の食器、洗濯機やステレオなどの家電、そして襖に貼られた当時のアイドルやハリウッドスターのポスターや切り抜きなど、島民たちが暮らした高層アパートの部屋には、慌ただしく島を去っていった人々の残したさまざまな品が今も残り、静かに朽ち果てていこうとしている。

 部屋の真ん中にぽつんと残された大きな水瓶は、1957(昭和32)年に海底水道が開通するまで、湧き水のない島で水の保管のために使われたものだ。

 学校のグラウンドでは子どもたちの運動会だけではなく、島あげての祭典となる炭鉱の運動会も行われた。学校の倉庫には運動会の看板や景品がそのまま丁寧にしまわれていた。

 その他、柱と天井だけになった映画館、石炭を運搬船に運ぶベルトコンベヤーの支柱、1916(大正5)年に建てられた日本最古の鉄筋アパートなどの遺構にも目を向け、島の記憶に著者自身の思い出を重ねながら、つづっていく。

 明治から昭和まで日本のエネルギーを支え、近代化に貢献した軍艦島。廃墟と化した島を撮影した白黒写真から、消えゆく歴史や人々の暮らしが立ち上ってくる。

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