「鉄道でゆく日本の絶景旅」山﨑友也著・写真(アントレックス 647円)

「鉄道でゆく日本の絶景旅」山﨑友也著・写真(アントレックス 647円)
東京新聞2014年6月13日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/150932


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■四季の移ろいと鉄道のコラボレーションが生み出す絶景

 沿線で絶景が堪能できる日本各地の鉄道路線を紹介するビジュアル・トラベルガイド。

 残雪の蔵王連峰を背景にして奈良の吉野山にちなみ「白石川堤一目千本桜」と呼ばれる8.5キロの桜並木と並走する「東北本線 大河原~船岡」から、すべてが凍り付いた雪原を走る始発列車が幻想的な「釧網本線 知床斜里~止別」まで、四季折々46の絶景を美しい鉄道写真で巡る。

 桜満開の「東北本線」と同じ4月に撮影されているのに「根室本線 別当賀~落石」は、表情が一変。太平洋の荒波を横目に荒涼とした冬枯れの景色の中を進む列車は、まるで異国のようだ。

 その他、北アルプス最北端の白馬連峰を一望しながら、そこから集まる雪解け水がほとばしる松川を渡る「大糸線 白馬~信濃森上」(5月)、眼下に川中島の戦場だった善光寺平の夜景が広がる「日本三大車窓」のひとつ「篠ノ井線 姨捨~稲荷山」(6月)、沿線の水辺にホタルが乱舞する「秋田内陸縦貫鉄道」(7月)、瀬戸内海の島々を夕日が染める「予讃線 海岸寺~詫間」(8月)、そして錦秋に染まった深い谷間を渡る「陸羽東線 鳴子温泉~中山平温泉」(11月)など。

 息をのむような風景が鉄道とのコラボレーションによって、より深い感慨をもたらす。四季のある列島の自然の素晴らしさを再発見するとともに、景観を壊すことなく鉄路を敷いた先人たちの努力と配慮にも思いが至る。日本屈指の鉄道絶景ポイントといわれる只見川に架かる第1只見川橋梁がある「只見線 会津桧原~会津西方」に至っては、季節ごとに表情を変える風景を、一年を通して追う。

「人生で一度は乗りたい」とのうたい文句は、決して大げさではない。撮影ポイントなどのデータも添付。


鉄道でゆく日本の絶景旅
山崎友也

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