【親子でぶらり 学べるスポット】 ニッシン月歩 疑問も粉砕 製粉ミュージアム(群馬県館林市)

【親子でぶらり 学べるスポット】
ニッシン月歩 疑問も粉砕 製粉ミュージアム(群馬県館林市)
東京新聞2014年4月24日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/burari/CK2014042402000187.html


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右が本館。左手が新館。日本庭園を含めてグッドデザイン賞を受けた=製粉ミュージアム提供

 「通常、パンは強力粉で作ります。では薄力粉で作るとどうなりますか?」。そんな疑問に答えてくれる、小麦や小麦粉専門の博物館だ。

 日清製粉(旧社名は館林製粉)が国内有数の小麦産地だった館林市で創業したのが1900(明治33)年。当初から70年ごろまで事務所として使われていた建物をそのまま博物館本館として使う。建物自体が近代産業遺産といえる館内では、同社の現代までの歩みを紹介する。

 一方、創業110年を記念して建設された新館では、最新の製粉技術を体感できる。製粉ラボ教室で登場するのが、「ロールくん」と「シフターさん」だ。

 ロールくんは小麦を粉砕するロール機のミニチュア。回転数が異なる2つのロールの間で、小麦が砕かれる様子を、自分で回しながら観察できる。

 砕かれた小麦は篩(ふる)い分け器のシフターさんに。ここでは小麦色をした原料が、真っ白い小麦粉とふすまに篩い分けられる。

 「実際はこの過程を何度も繰り返して、純度の高い小麦粉を作りますが、原理はこの2つで分かっていただけると思います」。広報部の田中良和さんは話す。体験は団体向けだが、個人でも第1、第3日曜の13時、15時に受け付けている。一方、第4(小学生と保護者対象)、第2日曜(中学生以上対象)などには小麦粉粘土を使ってミニチュアフードをつくる教室も開いている。

 「博物館を起点に10分も車を走らせれば、5月下旬の収穫期を前に育ち盛りの麦畑が広がります。こちらも必見です」と田中さん。

 ところで、冒頭の質問の答えはお分かりですか? 「生地が膨らまず、ボソボソした食感のパンができてしまう」のだそうだ。 (仁)

 ★製粉ミュージアム 群馬県館林市栄町6の1、東武線館林駅すぐ。日本庭園を含めたミュージアムは2013年度のグッドデザイン賞を受賞している。入館料大人200円、子ども(小中学生)100円。原則月曜と年末年始休館。(電)0276・71・2000

◆ひとこと
 「将来は手打ちうどんの店などともコラボして、小麦畑から製粉、小麦粉食品まで、おいしい一日が体験できる地域のネットワークもつくりたいですね」と田中さん。


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●足を延ばせば…
 ★向井千秋記念子ども科学館 館林市城町2の2、東武線館林駅徒歩20分。月の重力が体験できるムーンウォーカーや同市出身の宇宙飛行士向井千秋さんの関連資料の展示のほか、プラネタリウム(5月7日~7月5日は休止)なども。入館料高校生以上320円、中学生以下無料。プラネタリウムは高校生以上540円、小中学生210円。原則月曜と祝日の翌日休館。(電)0276・75・1515

 ★茂林寺 館林市堀工町1570、東武線茂林寺前駅徒歩10分。曹洞宗の寺院。いくら汲(く)んでもお湯が尽きないとされる分福茶釜が伝わる。茶釜は狸(たぬき)の化身だった僧の術によるものとされ、境内には信楽焼の狸なども展示。茶釜など宝物拝観料は大人300円、子ども150円。木曜不定休。(電)0276・72・1514

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