【親子でぶらり 学べるスポット】 お父さん株急伸?暴落? 東証アローズ(東京都中央区)

【親子でぶらり 学べるスポット】
お父さん株急伸?暴落? 東証アローズ(東京都中央区)

東京新聞2014年2月27日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/burari/CK2014022702000189.html


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大発会などが行われるスペース。上には株価を伝えるチックボードが回っている

 端末の前に座って、説明を読んでいると取引が始まった。

 一度に36人が取引を体験できる東証アローズの株式模擬売買。手持ち資金は1千万円。これを一定時間内にどれだけ増やせるかを競う。

 扱う銘柄は「キタハマ自動車」「かぶと銀行」「ドラゴンガス」の3種類。10日間に11本の経済に関するニュースが流れ、3銘柄の値が動く。1日が2分30秒で過ぎるように設定されているから、動きはかなり速く、反射神経も必要だ。

 円安のニュースが飛び込むと「キタハマ自動車」に買いを入れ、「量的緩和継続」で「かぶと銀行」を買う。と、今度は円高に振れた。「ドラゴンガス」を買ったのはいいが、結構値上がりしていた「キタハマ自動車」を売るのを忘れていたりする。

 経済見通しや企業業績のニュースも流れ、株価は敏感に反応。実際のニュースと市場の関係を肌で感じ取れるシステムだ。

 「一般向けと中学生向けのシステムがあります。中学生向けには、円高だと自動車の輸出が減りそうだなど、ニュースと市場の関係についての解説がつきます」と広報担当の大門豪さん。「成績上位10人は、端末に発表されます。修学旅行などでこられると大騒ぎしながら夢中でやっておられますよ」と話す。

 大勢の場立ちがいろんなサインで取引していたころのにぎわいはなくなったが、中2階のオープンプラットホームからは、東証社員が世界第3位の規模の証券取引を監理している様子が見学できる。大発会で晴れ着姿の社員が並ぶスペースにも立ち入り自由だ。

 証券史料ホールには明治期からの日本の証券市場のさまざまな史料が展示されており、歴史を理解する参考になりそうだ。

 で、肝心の取引成績はどうだったかって? 「…」 (仁)

 ★東証アローズ 中央区日本橋兜町2の1、地下鉄茅場町駅徒歩5分。建物の西口で見学受け付けを行う。入場無料。模擬売買は10時、10時半、14時、14時半、15時の5回。所要約30分。無料。問い合わせなどは見学担当=(電)050・3377・7254=へ。

◆ひとこと
 「投資などに対する日本の教育は、欧米に比べて遅れているといわれています。少しでも興味を持つきっかけにしていただければ」と大門さん。

●足を延ばせば…

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 ★ミズノプリンティングミュージアム 中央区入船2の9の2、地下鉄日比谷線八丁堀駅徒歩5分。バビロニア王朝時代の円筒印章(紀元前2000年ごろ)や現存する世界最古の印刷物「百萬塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)経」をはじめ、印刷の歴史に関する貴重な資料を展示。土日祝休館。見学には予約が必要。無料。申し込みはミズノプリテック総務部=(電)03・3551・7595=へ。

 ★日本橋 中央区日本橋1丁目、地下鉄三越前駅すぐ。日本国道路元標が橋の中央にある。たもとにあるのはレプリカ。他に東京市道路元標なども。1603(慶長8)年、徳川家康が普請を命じた。明治44年に石造りになり、関東大震災や東京大空襲を経ても当時の姿で残る。ところどころ残っている茶色のしみは焼夷弾(しょういだん)の跡。

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