【親子でぶらり 学べるスポット】 削り節体験が隠し味 味の素川崎工場(川崎市)

【親子でぶらり 学べるスポット】
削り節体験が隠し味 味の素川崎工場(川崎市)

東京新聞2014年2月20日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/burari/CK2014022002000188.html


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かつお節削りは子どもたちのほとんどが初体験だ

 「堅~い」。危なっかしい手つきでかつお節を持ち、削り器に向かう。削る前のかつお節を見るのも初めてという児童が多く、最初は削り器の刃にきちんと当たらず滑りがちだが、のみ込みは早い。何度か繰り返すうちに手応えが出てきたようだ。

 「削れているかな? 開けてごらん」。促されて削り器の引き出しを開けるとフワーッといい香りが漂い、歓声が上がった。

 工場を訪れた東京都品川区立御殿山小学校の5年生約50人の見学に同行した。オリエンテーションではまず、お湯で溶いただけのみそ汁をひと口。ついでうまみ調味料「味の素」を2、3度振り掛ける。「どうかな」。担当者の問い掛けに「おいしくなった」と子どもたち。原料のサトウキビにグルタミン酸生産菌を作用させて発酵させる、「味の素」の作り方の説明を受けてから、工場へ向かう。

 設立からちょうど百周年を迎えた川崎工場。「広さは東京ドーム8個分。社員は勤務先によって京急大師線の駅4つを使い分けています」(本社広報部PRグループ課長の森三津子さん)という敷地を移動するのには、アジパンダのキャラクターが描かれたバスを使う。

 冒頭のかつお節削り体験は、「ほんだし」を製造する工場で。かつお節の粉砕から粒を作り、乾燥させる。箱詰め、検査を経る工程までを見学し終えると、「ほんだし」を混ぜたおにぎりの試食も。中華調味料「Cook Do」工場も見学(学校関係の団体のみ)。資料館では年配の人には懐かしい、赤い缶の「味の素」容器の展示も。かつお節削りに再挑戦もできる。

 「年間3万4千人の見学の方がみえます。5月分の受け付けが3月1日から始まりますのでぜひどうぞ」(森さん)とのことだ。 (仁)

◆ひとこと
 「食べ物関係は子どもたちが興味を持てる分野です。分かりやすい受け入れ態勢ができています」と教育評論家の親野智可等さん。

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 ★味の素(株)川崎工場 川崎市川崎区鈴木町1の1、京急大師線鈴木町駅すぐ。同社の主力工場。見学は個人でも可能。1回25人程度で所要時間約90分。先着順。ホームページの見学カレンダーから申し込む。10人以上の団体は希望の2カ月前から1週間前までに同工場=(電)0120・003・476=へ申し込む。問い合わせも同じ番号へ。

●足を延ばせば…
 ★川崎大師(平間寺(へいけんじ)) 川崎市川崎区大師町4の48、京急大師線川崎大師駅徒歩8分。厄除(やくよ)け大師として知られる。1128(大治3)年開創の真言宗智山派の大本山。本尊は真言密教の教えを広めた弘法大師空海の御尊像。3月18~24日は御影供(みえく)まつりで各種の法要が行われるほか写経会(参加費1000円、次回は3月21日)などの行事も。(電)044・266・3420

 ★かわさきエコ暮らし未来館 川崎市川崎区浮島町509の1、JR川崎駅からバス40分、浮島バスターミナル行き終点下車徒歩10分。地球温暖化、再生可能エネルギー、資源循環を中心に、環境保護について体験しながら学べる。メガソーラー展望スペースなどのガイドツアーも。入館無料。原則月曜休館。(電)044・223・8869

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