【親子でぶらり 学べるスポット】  折々 ニッポンの四季 神代植物公園(東京都調布市)

【親子でぶらり 学べるスポット】
折々 ニッポンの四季 神代植物公園(東京都調布市)

東京新聞2014年3月6日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/burari/CK2014030602000190.html


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梅の香りに包まれた「うめ園」をめぐる観光客

 正門を入って程なく五、六分咲きの「湯の宮座論梅(ざろんばい)」とつぼみの「高岡の月知梅(げっちばい)」が見えてくる。宮崎産で、ともに地元では国の天然記念物に指定されている梅だ。神武天皇が東征した際に、持っていた梅のつえを地面に突き刺したところ、芽吹いたとの伝説を持つ座論梅。二つの梅は宮崎市からの好意で1975年、特別に神代(じんだい)植物公園に贈られた物で、地元宮崎県と同園以外では見ることのできない貴重な梅。

 そして、「うめ園」まで歩くと、72種類180本の満開の梅林が。「多くの園芸品種を数多く集めているんです。古くから伝わる品種を保存し、後世に残すという活動の一環なんです」と話すのは公園サービスセンターの職員。花の香が漂う中をガイドボランティアの説明を聞きながら散策するグループも見える。

 梅の後にはツバキが開花を待つ。「江戸時代の遺産・集大成になっている」という「つばき園」の椿まつりは15~23日で、梅に続く第2弾のイベント。同園で見いだされた「神代都鳥」をはじめ260種類、650本が開花する。江戸ツバキの名花「都鳥」によく似ているが、都鳥の花色が白に対し、淡紅色で同園でしか見ることができない。

 「さくら園」の桜のほか、「ばら園」など見どころは多い。バラの花期は年2回。沈床式庭園にある409品種、5200本の春バラは5月下旬が盛りで、行楽客の目を楽しませる。

 合わせて4800種類、10万本・株の樹木がある都立公園。職員は「何度でも足を運んでいただき四季折々の園内を楽しんでください」と話す。(門)

 ★神代植物公園 東京都調布市深大寺元町2丁目など。京王線調布駅、JR三鷹駅などからバス。約50万平方メートルの敷地に約4800種類の植物が植えられている。入園料大人500円、65歳以上250円、中学生200円。小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料。原則月曜休園。(電)042・483・2300

◆ひとこと
 神代植物公園サービスセンターの職員は「12月には紅葉で、真っ赤なじゅうたんもできてとてもきれい。季節の移ろいを楽しんで」と話す。


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●足を延ばせば…
 ★星と森と絵本の家 三鷹市大沢2の21の3、国立天文台内。JR武蔵境駅、京王線調布駅からバス15分程度。大正時代の国立天文台の旧官舎を利用し、約2500冊の絵本を所蔵する。古い電話機や足踏み式ミシンなども置かれている。6月30日まで絵本展「ほしと星座」を開催中。入場無料。原則火曜日休館。(電)0422・39・3401

 ★深大寺 調布市深大寺元町5の15の1、京王線調布駅からバス深大寺行き終点下車すぐ。733(天平5)年、満功(まんくう)上人が開いたとされる。9世紀に法相(ほっそう)宗から天台宗に改宗した。3月3、4日に開かれる厄除元三(やくよけがんざん)大師大祭は「深大寺だるま市」と呼ばれにぎわう。門前には名物深大寺そばが食べられるそば店が多い。(電)042・486・5511


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