伊勢崎の華蔵寺公園 懐かしの特急「とき」がくる

【群馬】
伊勢崎の華蔵寺公園 懐かしの特急「とき」がくる
東京新聞2014年1月28日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20140128/CK2014012802000167.html

JRから無償譲渡を受け、華蔵寺公園遊園地にやってくる「クハ183-1529」=さいたま市で


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 伊勢崎市の華蔵寺(けぞうじ)公園遊園地に懐かしの特急「とき」がやってくる-。市はかつて県内で活躍した特急車両「183系」の無償譲渡契約をJR東日本と締結した。車内をリニューアルして三月に園内に設置。常設の無料休憩室として「遊園地の顔」にしたい考えだ。 (美細津仁志)


 遊園地には一九七四年から蒸気機関車(SL)「C61」が置かれていた。JR側のC61復活計画により二〇一〇年一月に撤去。跡地に消防車が置かれるなど一風変わった光景が広がっていた。


 今回、市側の強い要望で三年がかりで特急車両の譲渡が実現した。車両は一九七八年七月に製造された「クハ183-1529」。上越新幹線が開業する八二年まで上越線で「とき」として走っていた。その後、千葉県内を中心に総武線、成田線などで活躍。車両の更新に伴い、役目を終え、今月二十一日に市に引き渡された。


 市の計画では、SL展示跡地に、先頭車両一両を公園の入り口に向けて設置。外観は赤とクリーム色の「国鉄色」を残し、車内を一部リニューアルする。従来の四十六席のシートに加え、車いす用スペースを新設。車内で快適に飲食できるよう、座席用テーブルや空調機能も完備する。子どもや鉄道ファンが運転台に自由に出入りできる。総事業費は計四千八百万円。


 長野市の車両工場で行われているリニューアルは二月中旬に完了する。三月上旬に陸送し、中旬にお披露目イベントを開く。


 華蔵寺公園遊園地は家族連れの利用が多いのに、独立した常設の無料休憩室はなかった。市文化観光課の毛呂進課長は「遊園地は子どもたちの夢の場所。お弁当を食べたり、休んだり、親子でゆっくりと過ごしてほしい」と話している。

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