「山伏ノート」坂本大三郎著(技術評論社 1659円)

「山伏ノート」坂本大三郎著(技術評論社 1659円)
日刊ゲンダイ2013年12月7日 掲載

http://gendai.net/articles/view/book/146519

■30代で山伏になったイラストレーター

「山伏ノート 自然と人をつなぐ知恵を武器に」(ART OF LIVING生きる技術!叢書)坂本大三郎著(技術評論社 1659円)


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自然と共にあり、自然の中で死と向き合いながら生きる山伏。筆者にとって、「山伏になる」ということは、自分自身や社会を捉え直していく試みでもあった。震災や原発事故によって、現実の生活は荒々しい自然の脅威にさらされ、私たちの中の自然観、社会観、人生観は大きく揺さぶられ続けている。筆者が山伏として捉え直した知識や自然との共生の技術は、現代を考える上で、私たちに多くのことを教えてくれる。自然と街に暮らす人々の間を行き来し、つなぎ合わせてきた山伏の文化から、これからを生きていくためのヒントが見えてくる。


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技術評論社
坂本 大三郎

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・発売日:2013年09月
・著者/編集:坂本大三郎
・出版社:技術評論社
・サイズ:単行本
・ページ数:222p
・ISBNコード:9784774159171

【内容情報】
自然と人の中間的な存在であった山伏が、原初から寄り添ってきた社会、文化を辿ることで、もう一つの日本の姿が浮かび上がる。自然との関係性が急速に失われつつある現代から未来への新しい通路をつなぐ、立体的・山伏の文化誌。

【目次】
第1章 自然を敬う
どうやって生きていく?
自然と人との境界線
山伏と日本人
自然って何だ?
第2章 芸とモノ
モノに宿る心
モノのモノガタリ
無縁とモノ
モノカルチャー
第3章 自然を食べる
穢された肉と聖なるコメ
食べる文化
狩猟と循環
自然とおふくろの味
第4章 自然を読む
自然を読む
身体と性
身体と祭りと自然
第5章 自然とつながる
第6章 山伏で生きること

【著者情報】
坂本大三郎(サカモトダイザブロウ)
イラストレーター、山伏。1975年、千葉県生まれ。東北の出羽三山を拠点として、自然に生きる人々に残る文化や芸能の研究・実践をおこなう。

 1975年生まれのイラストレーターが30代で羽黒山の山伏修行と出合い、山伏文化に興味を持ち、ついには山伏になったという。著者はときどき山にこもり、大自然の中で生き延びる技術を実践・習得。虫やカエルを食料にし、山伏に伝わる薬草を使い、自然とつながる体感を心がけている。民俗学者の折口信夫や柳田国男らの書を参考に、日本の自然民俗を見つめ直す。

 朴訥(ぼくとつ)な文体と素朴な絵だが、中身は骨太。震災以降の不安な現状を後ろ向きに憂うのではなく、自然と共生する知恵を授けてくれる。


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