「らい亭」国の有形文化財に 鎌倉山の歴史伝える貴重な建物  (東京新聞2013年7月20日 神奈川)

【神奈川】
「らい亭」国の有形文化財に 鎌倉山の歴史伝える貴重な建物
東京新聞2013年7月20日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20130720/CK2013072002000147.html


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国の有形文化財に登録される「らい亭」の本館(鎌倉市教育委員会提供)


 昭和初期に移築して建てられた鎌倉市鎌倉山の「らい亭」の本館と山門が、十九日開かれた文化庁の文化審議会で、国の有形文化財(建造物)に登録されることが決まった。

 亭は、鎌倉山が宅地開発された当時の歴史を伝える貴重な建物で、当初は「清香園」と呼ばれ、実業家の別荘として建てられた。本館は、関東大震災で倒壊した横浜市内の養蚕農家を一九二九(昭和四)年に移築。創建年代は不明だが、使われている部材から、江戸時代とみられている。

 移築時に一階を増築して二階建てとなり、太い梁(はり)や家具、照明器具など徹底した古物趣味が貫かれている。洋室にはステンドグラスを使うなど和洋折衷の独特の雰囲気を醸している。二〇〇三年に鎌倉市の景観重要建築物に指定されている。

 山門は、禅宗様の意匠を取り入れた四脚門で、江戸時代の一七七〇年に鎌倉市内の寺院に建てられたものを一九三一年に移築した。歴史的景観に寄与していると評価された。

 らい亭は、一九六九年に和風レストランとして開業して現在に至っている。市内では、すでに鎌倉国宝館本館や鎌倉文学館本館、旧華頂家住宅主屋など十二件が、国の有形文化財(建造物)に登録されている。(斎藤裕仁)

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