【親子でぶらり 学べるスポット】 世界遺産・富士 知の裾野 山梨県立博物館(山梨県笛吹市)

【親子でぶらり 学べるスポット】
世界遺産・富士 知の裾野 山梨県立博物館(山梨県笛吹市)
東京新聞2013年7月18日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/burari/CK2013071802000197.html


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池大雅「富岳図」=山梨県立博物館提供


 「富士山の世界文化遺産登録が確実視されてからは、博物館としても準備を進めてきました」。学芸員の海老沼真治さんもうれしさをにじませる。

 現在展開中の「富士は日本一の山」展(8月26日まで)は、特別展ではなく、同館が19のテーマを設けている常設展の一部と位置付けられている。富士山が山梨県に住む人々の暮らしに古くから関わりがあったからこその展示法といえそうだ。

 「歴史的に江戸からの参詣客は、吉田口(同県富士吉田市)から登っていたようです。史料としては16世紀に登山が行われていたという記録が残っています」と海老沼さん。

 江戸時代の登山の際に着られた行着(ぎょうぎ)や参詣地のお札などのほか、文人画を大成した池大雅による「富岳図」、北斎の「富嶽(ふがく)三十六景」に比べて意外と知られていない歌川広重の「不二三十六景」のうち「上総木更津海上」など数点、山岳修験の祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)の複製像なども展示される。

 「信仰の対象であり、芸術の源泉だった」。世界遺産登録に際して認定された富士山の評価をなぞる内容で、海老沼さんは「先人がこの山に馳(は)せた思いをたどってみてください」と話す。

 体験展示が豊富なのも同館の特色の一つだ。

 絵巻物の扱い方を習ったり、戦国武将の花押当てクイズなど子ども向けプログラムも多い。江戸時代の駕籠(かご)(複製)に乗ったり担いだりするのも一興だろう。一通り見学したら、男性は武士の正装、女性は旅装束(ともに江戸時代)に着替えて記念撮影をどうぞ。(仁)

 ★山梨県立博物館 笛吹市御坂町成田1501の1、JR石和温泉駅からバス約10分、中央自動車道一宮御坂ICから車で8分。観覧料一般500円、大高生210円、小中生100円。企画展は別途。20日から9月2日まで企画展「山梨の近代人物と鉄道」を開催する。原則火曜と祝日の翌日休館だが20日から8月26日まで無休。(電)055・261・2631。


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●足を延ばせば…
 ★笛吹川石和鵜飼(うかい) 笛吹市石和町市部777の笛吹市役所前、笛吹川河川敷で。JR石和温泉駅徒歩20分。バス便あり。鵜匠が川に入り、鵜をあやつる徒歩鵜(かちう)と呼ばれる独特の漁法。20日から8月19日までの間の水、木、土、日曜の午後8時から8時50分ごろまで実施される。1日2人限定で「鵜匠体験」も(有料)。期間中は「石和温泉連夜花火」も楽しめる(午後8時50分~9時)。市観光商工課=(電)0553・26・6086。

 ★フルーツガーデン・イチフル 笛吹市一宮町末木375。中央自動車道勝沼ICから車で5分。モモはもう始まっており8月下旬ごろまで、ブドウは8月中旬~9月下旬。期間内無休。時間無制限の食べ放題料金は一般1890円。(電)0553・47・0200。

◆ひとこと
 「近くには観光農園がたくさんあり、モモとブドウの一部は収穫が始まっています。8月にかけて巨峰もシーズンを迎えます。お立ち寄りください」と海老沼さん。

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