【親子でぶらり 学べるスポット】 ものづくり透かし見る すみだ江戸切子館(東京都墨田区)

【親子でぶらり 学べるスポット】
ものづくり透かし見る すみだ江戸切子館(東京都墨田区)

東京新聞2013年6月27日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/burari/CK2013062702000163.html


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 江戸後期の天保年間(1830~1843)、加賀屋久兵衛が始めたとされる江戸切子は、透明なソーダガラスに手作業でヤスリ掛けし、磨いて仕上げた。明治以降には、薩摩切子で用いられた色被(き)せガラスが取り入れられ、ホイールを使って加工するなど工法も発展。震災や戦災で大きな打撃を受けながらも技法は受け継がれてきた。

 「伝統的な紋様に加えて、時代に合うデザインを生み出すことができる。だから180年も続いてきたのだと思います」。すみだ江戸切子館(墨田区太平)の廣田達夫社長が話す通り、工房ショップには魚子(ななこ)紋や籠目(かごめ)紋など江戸時代から伝わる紋様のグラスに加え、間近に見える東京スカイツリーを模した「クリスタルタワー」の置物も並ぶ。

 江戸切子の工程などがパネル展示されたショップでは、職人の指導を受けて、簡単なグラスの加工体験もできる。4人までで要予約。大人はグラス、小学校高学年から中学生まではガラス製の文鎮をカット機を使って作る。

 こうした工房などの体験学習や見学を通じて、もの作りの大切さを知ってもらい、地域活性化を図ることを目指して墨田区が進めているのが、すみだ3M運動だ。「工房ショップ」「小さな博物館」「マイスター」の英語の頭文字を取ったもので工房ショップは25カ所、博物館は26カ所、マイスターには37人が認定されている。

 べっ甲細工、押し絵羽子板など、江戸時代から続く伝統工芸に加え、皮革、機械、金属加工など、もの作りの街の神髄に触れることができそうだ。(仁)

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◆ひとこと
 墨田区産業経済課の担当者は「東京スカイツリーもある墨田区は江戸時代から職人の街として栄えてきました。体験工房などでその空気にぜひ触れてください」と話している。


 ★すみだ江戸切子館 東京都墨田区太平2の10の9、JR錦糸町駅徒歩5分。体験学習は1~4人で。大人はグラス(大4200円、小3675円、90分)を、小学校高学年から中学生までは文鎮(1050円、60分)を作る。要予約。日、祭日休業。(電)03・3623・4148。すみだ3M運動の認定工房や博物館などは、墨田区のホームページから「観光案内」→「3M運動」で検索。

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●足を延ばせば…


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 ★荒川区のモノづくり見学・体験スポット 荒川区の魅力あるモノづくりを知ってもらおうと、同区は製造工程の見学や体験ができる工場、工房など17カ所を認定、紹介している。べっ甲細工、三味線などの伝統的なものから、国際レベルのブランド力を持つバッグ、革靴などの工房も。詳しくは同区ホームページから。冊子は同区観光振興課などで配布している。(電)03・3802・3111(内線)461。

 ★東京スカイツリー 墨田区押上1の1の13、東武線とうきょうスカイツリー駅下車すぐ。天望デッキは当日券(時間指定なし)が大人2000円、中高生1500円、小学生900円、幼児600円。事前購入(日時指定券)はそれぞれ2500円、2000円、1400円、1100円。天望回廊は別料金。(電)0570・55・0634。


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