小岩の青空に こいのぼり100匹 20年かけ収集 石川さんら尽力 (東京新聞2013年5月5日)

【東京】
小岩の青空に こいのぼり100匹 20年かけ収集 石川さんら尽力
東京新聞2013年5月5日



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辰巳新橋から新中川の堤防沿いに掲げられた100匹のこいのぼり=江戸川区で

 江戸川区の新中川にかかる辰巳新橋近くの河川敷で4日、「小岩鯉(こい)のぼり祭」が始まり、100匹のこいのぼりが晴天の空を泳いだ。揚げたのは、3月に発足した「小岩鯉のぼり会」のメンバーら15人。会長の石川昭道さん(80)=南小岩=は13年前から神社などでこいのぼりを揚げており、地元では「こいのぼりおじさん」として有名だ。 (村松権主麿)

 「こどもの日」に合わせ、橋周辺でこいのぼりを揚げるのは三年目。昨年までの六十匹から今年は百匹に増やした。この日、堤防の上の道沿いに、JR総武線の鉄橋まで七十匹を連ねた後、橋の上から堤防と河川敷の欄干にV字形にロープを張ると、大きなこいのぼりが並んだ。

 最大七メートルのこいのぼりは赤、青、黄など色とりどり。さわやかな風を受けて勇壮に泳いだ。行き交う人たちからは「すごいね、迫力がある」という声が漏れ、こいのぼりをバックに子どもの写真を撮る人もいた。

 「盛大にできた。みんなでやったかいがある」と目を細める石川さん。二十年前、押し入れを整理中、長男(52)が子どものころに買ったこいのぼりを見つけたのが始まり。その数年前に長男は結婚しており、石川さんは「早く孫がほしい」と願っていた。こいのぼりを庭に揚げると「子どもができた」という知らせが飛び込んできた。

 待ち望んだ初孫は男の子。「こいのぼりのおかげ」と感じた石川さんは、それ以来「こいのぼり人間になった」。使わなくなったこいのぼりを買い取ったり、寄贈を受けたりして、今では百二十匹を所有。近県のこいのぼりのイベントに足を運び、揚げ方を研究した。

 六十五歳で定年退職後、本格的に活動を開始。友人らと協力し、地元の神社の縁日や小学校の卒業式、入学式などで数十匹のこいのぼりを揚げている。「子どもたちに次の時代を託す気持ちを込めている。地域の人たちにも喜んでほしい」と考えている。

 今年三月、八十歳になったのを機に「活動を継続する会を作りたい」と発案し、鯉のぼり会ができた。「元気なうちは活動を続けたい。若い人の協力や、こいのぼりの寄付など人の輪も広がってほしい」とやる気は衰えない。鯉のぼり祭は六日夕方まで。

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