江戸川区・自然動物園 開園からのご長寿ペンギン 白ちゃんと記念撮影 (東京新聞2013年5月4日)

【東京】
江戸川区・自然動物園 開園からのご長寿ペンギン 白ちゃんと記念撮影
東京新聞2013年5月4日



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30年前から飼育されているフンボルトペンギンの「白ちゃん」と中嶋副園長=江戸川区で


 江戸川区の自然動物園(北葛西3)が、23区初の区立動物園としてオープンしてから5日で30年を迎える。行船公園内にあり、小規模だが無料という手軽さから、毎年50万人が訪れる人気スポット。4日と5日に記念イベントを開く。開園時から過ごすフンボルトペンギン「白ちゃん」と記念撮影できる企画も用意した。 (村松権主麿)

 一九八三年に区が「都会の子どもたちがウサギやニワトリなど小動物と自由に接する機会を」と、一億二千万円をかけて整備。十八種、百四十三匹の動物や魚などでスタートした。

 区の委託を受けた「えどがわ環境財団」が運営。開園の二年後から働き始めた獣医師の中嶋久美子副園長(54)は「人と動物の距離が近くて驚いた」と当時の印象を語る。最近は老人ホームなどの団体客も増え、「年齢を問わず癒やしの場になっている」とも。

 拡張工事を経て、現在の面積は四千九百平方メートル。飼育数は六十種五百五十匹に増えた。国内に十四匹しかいないオオアリクイ、絶滅危惧(きぐ)種のフンボルトペンギン、特別天然記念物のコウノトリなどを間近で見られる。羊やヤギ、ハムスターのいる「ふれあいコーナー」は子どもたちに大人気だ。

 九四年には日本動物園水族館協会に加盟。他の動物園と、ワシントン条約で取引が規制されている動物の貸し借りもしている。

 近くに住む三井寺麻美さん(34)は「思ったよりたくさん動物がいる。無料だから気軽に入れるのもいい」と笑い、子どもとの散歩コースになっているという。

 四日は午前十時と午後一時から羊の毛刈りショーがあり、羊毛に毛糸を巻いてキーホルダーに付けたり、羊毛のベストを着用したりする体験もある。

 三十年前から過ごしている雌のペンギン白ちゃんとの記念撮影は、五日午前十一時と午後二時からの各二十分間。人間だと七十歳を超えるおばあちゃんペンギンで動物園の歩みを見守り続けてきた。三年前からは展示場の裏で余生を送っている。三十年を振り返るパネル展示もある。

 問い合わせは、自然動物園=電03(3680)0777=へ。

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