江戸東京 町歩き…とにかく、和む<下北沢の緑道>

【江戸東京 町歩き】
とにかく、和む<下北沢の緑道>
【話題】
日刊ゲンダイ2012年12月5日 掲載



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 紅葉が美しい季節。鎌倉に足を延ばすのもいいが、せっかくの休日に、満員電車並みに人がたくさんいるところに行きたくない。そう、ひっそり静かにゆっくりと愛(め)でたいのだ。そう思って、下北沢駅を出て茶沢通りを少し行ったところにある「北沢川緑道」へ行った。
 ここは春は桜並木、秋は紅葉が楽しめる。恥ずかしながら植物に疎くて名前が分からないのだが、どの季節も、きれいな花が咲いている。せせらぎが聞こえてきて、魚がいるのか、小さな子供が水の中をのぞき込んでいる姿をよく見かける。犬の散歩をしている人や、お日さまが照らすベンチに腰掛けて文庫本を読んでいる人もところどころに。とにかく、和む緑道なのだ。
 緑道の橋場橋から宮前橋までブラブラ歩き、また橋場橋まで戻ったら、近くのそば屋で一杯――っていうのがお気に入りのコース(北沢川緑道には、「〇〇橋」がいくつもある)。でも今回は、緑道をジョギングしてみることにした。汗もかかないほどの超スローペースだが、空気が澄んで青空が広がる秋らしい季節には、“散走”もいいだろうと思って。
 素晴らしい道を見つけた。中下橋を通り、淡島の交差点を過ぎる。そのまま進むと、これまでの北沢川緑道と少し趣が変わって、まるでトトロの映画に出てくるような感じになった。せせらぎには小さな架け橋がかかっている。この辺りには紅葉はないが、散歩好き(散走好き)の人に自信を持って勧められる散歩道……と言えば、良さが伝わるだろうか。
 北沢川緑道と烏山川緑道がぶつかって目黒川緑道になる「分岐点の碑」に出た。ここから烏山川緑道を走って、茶沢通りに戻る。シメは、例のそば屋で。そばと日本酒がいつも以上においしく感じた。
(真)


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