安藤家長屋門 市指定文化財に 小杉陣屋町 (川崎)

【神奈川】
安藤家長屋門 市指定文化財に 小杉陣屋町
東京新聞2012年11月29日


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市重要歴史記念物に指定された安藤家長屋門=中原区で

 中原街道沿いに幕末の景観を残す川崎市中原区小杉陣屋町の「安藤家長屋門」が二十七日、市の重要歴史記念物に指定された。市教育委員会によると、百十一件目の市指定文化財で、個人所有建造物の指定は初めて。
 同長屋門は木造平屋、一部中二階。十九世紀中期から後期の建築と推定される。柱、扉など総ケヤキ造りで、化粧金具も豪華な扉構えだ。
 安藤家は祖先が小田原の後北条氏に仕え、同氏滅亡後に小杉村に土着帰農したと伝えられる。江戸時代は小杉村の割元名主(名主の代表格)として、代官の指揮下で近隣の村の名主を統括した。
 古民家建築に詳しく、調査を担当した横浜国立大の大野敏准教授は「幕末の割元名主の屋敷にふさわしい堂々とした意匠を示す長屋門で、建築当時の部材をよくとどめている」と結論づけた。
 地域住民にも保全の機運があり、文化財指定を願う約三千二百人の署名が昨秋、市教委に出されていた。所有者の安藤成子さん(84)の長男で、武蔵中原観光協会長の均さん(49)は「地域の皆さんが署名を集めた熱意のたまもの。皆さんが喜んでくれるとうれしい」と語った。 
  (山本哲正)

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