映画「北のカナリアたち」サユリストならずとも必見!
映画「北のカナリアたち」サユリストならずとも必見!
【芸能】
日刊ゲンダイ2012年10月23日 掲載
目標は高倉健「あなたへ」超え
吉永小百合(67)の最新主演映画「北のカナリアたち」(阪本順治監督、11月3日公開)の評判がすこぶるいい。
東映の創立60周年記念という大作で、原案は人気作家の湊かなえ。脇を固める共演陣も柴田恭兵、仲村トオル、里見浩太朗、宮崎あおい、満島ひかりと実力と人気を備えた役者がずらりと並んでいる。
物語は離島の元小学校教師(吉永)が、ある事件をきっかけに20年ぶりに教え子と再会するというサスペンス仕立てだ。
映画ライターの長野辰次氏はこう言う。
「先生と生徒の揺るぎない絆がテーマの作品。吉永さんは40代から60代までを違和感なく演じ分けています。海に飛び込むシーンもあり、女優魂を見せている。礼文島の大自然の風景も素晴らしく、テレビ映画とは違う、映画らしい映画です」
映画評論家の秋本鉄次氏も「不倫やキスシーンもあり、これまでの吉永作品とは違った作風」と言う。
東映サイドの期待も大きい。
「興収の目標は20億円でしょう。参考になるのが、吉永と同じく昭和の大スターである高倉健主演の『あなたへ』が興収23億円に届きそうなこと。これまで“素顔”を伏せていた健さんが映画の宣伝に非常に協力的で、テレビ、新聞の取材を軒並み受けたことも大きかった。吉永さんも今回はメディアの取材に積極的です。おそらく、健さんの前例があるからだと思います」(映画ジャーナリストの大高宏雄氏)
吉永は22日、西武池袋本店別館で開催中の「吉永小百合展」に登場して、映画をPR。年齢を感じさせない肌艶と美貌に取材陣からため息が漏れた。
生粋のサユリストでなくても、十分に見応えありだ。
【芸能】
日刊ゲンダイ2012年10月23日 掲載
目標は高倉健「あなたへ」超え
吉永小百合(67)の最新主演映画「北のカナリアたち」(阪本順治監督、11月3日公開)の評判がすこぶるいい。
東映の創立60周年記念という大作で、原案は人気作家の湊かなえ。脇を固める共演陣も柴田恭兵、仲村トオル、里見浩太朗、宮崎あおい、満島ひかりと実力と人気を備えた役者がずらりと並んでいる。
物語は離島の元小学校教師(吉永)が、ある事件をきっかけに20年ぶりに教え子と再会するというサスペンス仕立てだ。
映画『北のカナリアたち』予告編
11月3日より公開
『告白』の原作者である湊かなえの小説「往復書簡」の一編「二十年後の宿題」を、日本を代表する女優・吉永小百合を主演に迎え、『大鹿村騒動記』の阪本順治監督が映画化したヒューマン・サスペンス。
作品情報:http://www.cinematoday.jp/movie/T0010858
オフィシャルサイト:http://www.kitanocanaria.jp/
配給:東映
(C) 2012『北のカナリアたち』製作委員会
映画ライターの長野辰次氏はこう言う。
「先生と生徒の揺るぎない絆がテーマの作品。吉永さんは40代から60代までを違和感なく演じ分けています。海に飛び込むシーンもあり、女優魂を見せている。礼文島の大自然の風景も素晴らしく、テレビ映画とは違う、映画らしい映画です」
映画評論家の秋本鉄次氏も「不倫やキスシーンもあり、これまでの吉永作品とは違った作風」と言う。
東映サイドの期待も大きい。
「興収の目標は20億円でしょう。参考になるのが、吉永と同じく昭和の大スターである高倉健主演の『あなたへ』が興収23億円に届きそうなこと。これまで“素顔”を伏せていた健さんが映画の宣伝に非常に協力的で、テレビ、新聞の取材を軒並み受けたことも大きかった。吉永さんも今回はメディアの取材に積極的です。おそらく、健さんの前例があるからだと思います」(映画ジャーナリストの大高宏雄氏)
吉永は22日、西武池袋本店別館で開催中の「吉永小百合展」に登場して、映画をPR。年齢を感じさせない肌艶と美貌に取材陣からため息が漏れた。
生粋のサユリストでなくても、十分に見応えありだ。
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